楊大眼造像記

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競書雑誌『不二』3月号から楊大眼に課題が変わりました。他の龍門造像記の並べて特長を研究してください。

楊大眼造像記(ようだいがんぞうぞうき)は北魏(500〜503年)の刻。94.5×41.0㎝。 河南省・洛陽南郊伊水両岸の龍門石窟の造像記です。
龍門造像記の中でも「龍門四品」と呼ばれる造像記の一つ。


  楊大眼造像記の臨書
楊大眼の課題『百万一掌』の百、万、一、の起筆は角ばり、横画の収筆の表現が気になりますね!。隷書体の波磔(はたく))程では
ありませんが右上で穂先を軽く突き終えています。

中本 白洲 臨



六朝楷書を極めた、日下部鳴鶴の大久保公神道碑の直筆からも収筆の処理が見えますので参照下さい。

   
筆の打ち込みも参照,
横せんと欲すれば先ず竪せよの起筆です!
   
   

横せんと欲すれば先ず竪せよとは・・・
  教室で質問下さい。

 
「龍門四品」とは楊大眼造像記 始平公造像記 魏霊蔵造像碑 孫秋生造像記を指す。

 点画の転折部分が角張った形になっていて、北魏の楷書の特徴がよく表れている。   
 楊大眼造像記  始平公造像記  魏霊蔵薛法紹造像記  孫秋生造像記
(そんしゅうせい)
       
方筆について
点画、起筆、転折(おれ)を角張らせて力強く線を引き、石に刻むように書く筆法こと。また、その筆法によって書かれた書をいう。横画では筆の鋒先は線の上端を、縦画では筆の鋒先は左端を通る。転折では筆に力を加えてかっちりと押さえる。こうした筆法により、筆の表裏が点画にはっきりと表れ、鋭く力強い、厳しい筆致が生まれる。北魏時代の龍門造像記などはその代表的なものである。
 円筆
点画、転折に丸みを持たせて穏やかで大らかな印象を表現する筆法のこと。また、その筆法によって書かれた書をいう。
筆の鋒先が線の中央を運るように運筆し、転折ではあらためて筆に力を加えて押さえることはせず、ややねじるように運筆する。

六朝楷書(りくちょうかいしょ)出典:ウィキペディア(Wikipedia) とは、中国の南北朝時代、北朝で発達した独自の楷書体の総称。
現在の楷書の起源となった書体の一つであり、書道では楷書の書風の一つとしてとらえられている。現代中国では「魏楷」「北魏楷」とも称する。なお「六朝」とは本来南朝側に立った時代呼称であるが、書道を含む芸術の分野ではこの時代を「六朝時代」と呼ぶことが多いため、この呼称が使われている。