生涯学習とは
TOPページ  会場と稽古日     2010.12.20 作成

朱子は『一寸光陰不可軽』(いっすんのこういんかろんずべからず)説いていますが日々を漠然と過ごしたり、お勤めに明け暮れて
過ごしていますと、アットいう間に年を重ね、気が付くと年老いてしまいそうです。

皆さん! お仕事に明け暮れし目一杯に頑張ることも大切ですが、そのような生活にあなたは満足でしょうか!
あなた自身の大切な人生、 5年後、10年後、晩年のことを考えてえて、持ち時間(能力)の20%ぐらいは自己研修に時間を割き
有事のために勉強をしていきたいものです。
又自己研修により見識を高めることは、充実したライフワークとなり、ひいてはお仕事に於いても良い成果に結びつくものです。

私自身も30代に「言志四録」をふと読み、以降座右の書として事あるごとに読んでいる本。

私は若き頃、職場の先輩方の定年前の生き様を見て自分の晩年を危惧し、40代には『毛筆のフォント制作』に思いを込め
準備をして来ました。20年も目標を定め継続すれば、それなりのかたちは出来るものです。

古来から生涯学習の重要性が言われていますが、ここに『斎藤一斎』と『孔子』の言葉を紹介します。
あなたも自分の生涯についてそろそろ考え、生涯目標を定めた生き方を考え行動を起こしませんか!
歳だけを重ねた、高齢者になりたくないものです。

書の学習も生涯学習の題材としてすばらしいテーマです。 書は古典作品の研究などを通じて作者の歴史背景や生き様などにも触れ、
奥深い人生感の学習も出来ます。

又、あなたの齢に応じて書の見方、表現の方法も変化し、齢を重ねるほど目も開き、貴方の体験や知識が総合的に加味され、
書の奥深さの新たな発見と共に楽しさも深まります。書は年齢に関係なく出来る日本の伝統芸術です。 


以下に
『斎藤一斎』の三学戒の紹介を致しますが。一斎は私たちに学習は『壮にして学び始めるも良し、
老いて学び始めるも又良しと解釈出来ます。』 さあ!あなたもこれからでも十分間に合います。
生涯学習のテーマとして書の学習を一緒に始めて見ませんか!



幕末の儒学者『斎藤一斎』は「言志四録」の中で『生涯学習』を以下の様に唱えています。

  「少(わか)くして学べば壮にして為すことあり、
壮にして学べば老いて衰えず、
老いて学べば死して朽ちず」



これが、〈三学戒〉と言われるものです。
人は幼少の頃に学ぶ楽しさが身につけば、大人になった時社会の役に立つ人物となる。

30歳を過ぎて学ぶ意欲が心の底から湧き出せば、中高年と言われる年代こそ日々の人生が充実し
周囲を明かるくするものだ。
70代、80代で学ぶ人は、今までの人生経験に輝きが増し、
後世の人々に大きな目標・理想の炎を燃やし続けさせる人物となる。

<fukazawakenji-worldの注釈引用>
 
佐藤一斎(さとう いっさい) 
 
佐藤一斎の「言志四録」一節を紹介 

 一藝の士は皆語るべし

(意味:一芸に通じる人は、たとえ違う分野の話でも皆、話が通じ合うものだ)
   
孔子の論語 
 
子曰、吾十有五而志乎(干)学、
三十而立、四十而不惑、
五十而知天命、六十而耳順、
七十而従心所欲、不踰矩。
子曰わく、吾十有五にして学に志す、
三十にして立つ、四十にして惑わず、
五十にして天命を知る、六十にして耳順(みみした)がう、
七十にして心の欲する所に従って、矩(のり)を踰(こ)えず

(訳)

私は十五歳で学問に志し、
三十になって独立した立場を持ち、
四十になってあれこれと迷わず、
五十になって天命をわきまえ、
六十になって人のことばがすなおに聞かれ、
七十になると思うままにふるまってそれで道をはずれないようになった


松下幸之助氏も亡くなるまで人を見たら、「素直になれ、素直になれ」と言っていたそうです。
自らを成長させていく為には、「素直さ」は絶対必須の条件なんでしょうね。

「素直、素直」・・・大切です。
 
shougaigakushuu