小木太法 書展  (於いて 鳩居堂画廊 4/19-4/24)  

ホーム 2011年4月24日 中本白洲記す



22日仲間の飲み会で銀座に出かけ、ぶらり鳩居堂画廊を覗くと偶然小木太法先生の個展に遭遇、時間をかけ鑑賞
したが、24日最終日に無性にもう一度作品のすごさに引かれ会場に出かけた。

今回は神聖な感慨があり、会場に入るや否や瞬間に書作品からゆったりとした、空気を感じアドレナリンに満たされた。

ここに一部を紹介します、先生に撮影の許可を戴き RICOH_CX5で撮影しました .

  
中川一政先生、山田正平先生、瀧井孝作先生、手島右卿、伊東参州先生そして加藤常賢先生から説文、金文学を学び
日本に於ける超一流先生方の芸術の真髄に接しながら、小木太法先生は独自路線で頂点に立たれている巨匠です。

太法先生曰く 『私は字は黒で書くが白いところを見て欲しい』 絵と同様『間(ま)白が大切・・・ 』 と謙虚に言われた
  
  
 

小木太法先生の作品を静かに堪能ください。解説は邪魔。


 
 
 



黒柿 木印 (撮影技術が悪く黒柿の質感が出てません)

 




陶印 
 
 
柿印
 


二番唐紙に揮毫
 
 
二番唐紙に揮毫



廿六年詔権量銘 臨書作品
 

天下統一と度量衡統一の事実のみを簡潔に示す。全40字。


廿六年。皇帝盡并兼天下。諸侯黔首大安。立號爲皇帝。乃詔丞相状綰。灋(法)度量則。不壹歉疑者。皆明壹之。

訓読(新字体)
:廿六年、皇帝尽(ことごと)く天下を并兼(へいけん)し、諸侯黔首(けんしゅ)大いに安んず。号を立てて皇帝と為す。
乃(すなわ)ち丞相状綰(じょうしょうじょうわん)に詔(みことのり)して、法度量の則、壱(いつ)ならずして歉疑(けんぎ)なる者は、
皆明らかに之(これ)を壱にせしむ。

口語訳
(始皇帝の)二十六年、皇帝はことごとく天下を統一し、諸侯や人民は大いに安らかとなった。
(ここに)王号を立てて「皇帝」と称した。そこで丞相の隗状(かいじょう)と王綰(おうわん)に詔し、
度量衡の制度が統一されず疑わしいものは、みなこれを明らかにして統一させた。



 
 
 
 
 
 小木太法先生  撮影
 



 
左:中本 右:小木太法(こぎたいほう)先生(元:東京学芸大学名誉教授)1933年(昭和8年癸酉)生:福井県出身