基本の解説
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○法帖(ほうじょう)とは 古人の書の名跡を石や木に模刻して拓本をとり、学書や鑑賞のために折本(おりほん)に仕立てたもの
○臨書とは 書の学習の大半は臨書だといっても過言ではありません。臨書とは,古典を座右に置き実際に筆を執って学ぶことですが
過去の第一級の書人が,その時代にどの様に書として表現しているかを肌で感じとり,自分に無い表現を
学び取る、これこそが臨書の目的です。
○古典とは何か 書の歴史は三千五百年に及んでいます。これまで多くの人々が書を書き,その中のほんの一握りの作品だけが古典として今に残されています。大量の砂の中のきらりと光る砂金のようなもの、砂金だけを取り上げたのが古典と言えます。
   古典名  作者  古典名   作者
 楷書      九成宮醴泉銘   大久保公神道碑   〔日下部鳴鶴〕
 孔子廟堂碑      
 雁塔聖教序    
 孟法師碑    
 楽毅論(がっきろん)  王羲之  
 行書     蘭亭序    
 集王聖教序    
 王羲之尺牘  王羲之  
 祭姪文稿・祭伯文稿・争坐位文稿  〔願真卿〕  
 草書    十七帖(じゅうしちじょう)  王羲之  
 王羲之尺牘  王羲之  
 自叙帖    
 書譜       
 隷書   曹全碑    白玉井銘   〔貫名菘翁〕
 礼器碑    
 張遷碑    
 乙瑛碑    
 呉譲之臨天発神讖碑     
 かな       高野切第一種   [伝紀貫之]  元永本古今集上・下〈抄〉   [伝源俊頼]
 高野切第二種   [伝紀貫之]  針切   [伝藤原行成]
 高野切第三種 ]  [伝紀貫之]  升色紙  [伝藤原行成]
 関戸本古今集   [伝藤原行成]  継色紙   [伝小野道風]
 中務集   [伝西行]  寸松庵色紙   [伝紀貫之]
 近衛本和漢朗詠集   [伝藤原行成]    

歐陽詢の九成宮醴泉銘は楷法の極則といわれています
 九成宮醴泉銘  願真卿  蘭亭序
  顔真卿「自書告身」   

顔真卿(がん しんけい

737年(開元25年)に進士及第し、742年(天宝元年)に文詞秀逸科に挙げられ、監察御史に昇進し、内外の諸官を歴任した。ただ、生来が剛直な性質であったが為に、権臣楊国忠に疎んじられ、753年(天宝12載)に平原郡の太守に降格された。